「河原崎さん。そっちの軽い方持ってくれない?こっちは、僕が持つから」
悪魔のほほえみを浮かべながら、結城 彼方が言ってきた。
重い方を持ってくれるのはいいけど、噂や、嘘臭い悪魔のほほえみのことを思うとやっぱ最悪な軽い奴にしか思うことができない……
「ああ、うん。わかった。ありがとう」
なんか、また、睨みながらそっけなく言ったかも。うわー、眉間にシワよってますよ……怖いけど、笑えるかも
「じゃあ、行こうか」
早く、片付けて終わってみんなとおしゃべりしたい。
そして、なんと今日の放課後から
両親の仕事の関係で一人暮らしが出来る!
弟には申しないけどあたしだけ日本に残って一人生活を満喫するぞ。そして、みんなとお泊り会もしたいな。