ありがとう。



心からそう思った。



「お姉ちゃん、私、ごめん。」



「いつでも、名言聞かせてやるから、相談しにきなw」



姉は笑いながら、部屋を後にした。



姉の笑いには馬鹿にした笑いではなく、温かみの笑いに聞こえた。