「例えばね恵美の事、100人が嫌いって思う人いたとするじゃん。でも、それ以外の1人が恵美の事可愛いって思ってたらどうする」


「100人に負けてその1人の存在に気づかないかも」



「だったら、1人の存在に気づけたら、少しは楽になるんじゃない?」



「誰の事?」



「それは、自分で探すもの。でも、私は恵美のこと好きだよ」