その後ははやかった
もう1人の男も飛ばされ、2人とも気絶していた
近づいてきた彼の方に目を向けると
一瞬、ほんの一瞬彼は止まった
と、思ったらまた、近づいてきていた
「大丈夫、ですか?」
どうやら、彼は私を救ってくれたらしい
コクリ、首を縦に振る
「じゃあ、送っていきます」
ドクッ、と心臓が嫌な音をたてた
咄嗟にでた言葉は
「か、えり、たくな、い」
震えててバカみたいに不恰好な声
でも、次に放たれる言葉は予想してなかった
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…