「おいしかったー!!」


帰ってくるなりソファにダイブ!!
なんて可愛くない事してるんだあたし。泣
お茶を入れてポイントアップさせようかな!



「あ、コーヒーか紅茶飲む?

インスタントでよければカフェオレみたいなのもあるよ」


「じゃあコーヒー。ブラックがいい。」


「りょーかい。」



あたしはキッチンに立って豆を挽いてブラックコーヒーをマグカップ2つに注いだ。

おそろいの食器ほしいな‥



あぁ!!何考えてるのあたし!!!

夫婦じゃないんだから汗




「はい。」

「さんきゅ。雅もブラック派なんだな。

女子ってみんな甘党なんだと思ってた」




「んー。コーヒーとか紅茶とかはお砂糖とミルクはいれないかも。


でもケーキとか甘いの大好きだよ♡
蓮、甘いの苦手そうだね~~。

今度、ちょーーーーーーーーーあっまぁいケーキ作ってあげるよ~♡♡」


「え、楽しみにしてるよ。」






ふふっ。と笑ったその笑顔に蓮が顔を赤らめたのは誰にも気づかれなかった。