「んー。やっと授業終わった~!!!」
きょうは真っ直ぐ部屋に戻ることに決めている。
ルンルンとスキップしながら下駄箱に向かうと蓮が見えたので声をかけようとしたら女の子もいたからやめた。
「…蓮くんが好きです。」
「俺のどこが好きなの?」
今まで聞いたことないくらい冷たい声を出す蓮。
「かっこいいところ…かな?だから付き合ってください!!!」
「ごめん。俺、付き合えない。」
「なんでですか!?好きな子とかいるんですか!?」
「好きな子、っていうか気になる子はいるから。」
「じゃあ…」
これ以上は聞かないでおとなしく帰ることにした。
蓮も気になる子がいるんだぁ。
もしその女の子と付き合ったら、あたし邪魔者だよね?泣
どうすりゃいいのさ汗