「実はさ…。あたし、やっと気づいたんだよね。」


「「「(蓮くんが好きって事だよね、今更〜笑)」」」


「…蓮が好きなんだよね。」


新「よかった!!やっと気づいたみたいで!!」


綾「だけど、なんでそんなに辛そうなの?」


雅「それが、さ…。

蓮、彼女いるみたいで、今日から部屋出てっちゃって。」


「「「はぁ!?」」」


雅「そんなに驚く!?

だって、蓮に彼女ができるなんておかしいことじゃないし、そしたら部屋を出ていくのも普通じゃん。」


結「それ、ほんとに彼女なの?」


綾「蓮くんに限って、他の女と付き合うなんてあり得ない。

(あんなに雅にベタ惚れなんだから)」


雅「でも、言ってきたのは本人だし、本当のことなんじゃないかな?」


新「雅はそれでいいの?!」


雅「だって、2人の間に入ることはないし。

後悔してるのは自分の気持ちに気づくのに遅くなったことかな。

もう少し早ければ告白だけでもできたのにって…」


綾「それを蓮くんに言いなよ。」


雅「え、でも言ったところで迷惑でしょ。彼女いるんだし。」


結「言ってみなきゃ分からないじゃん!!」