「ところで蓮さん、雅ちゃんの寮の相部屋の男って誰だか知ってます?
あれだけ人気な子だから週刊誌とかでスクープされるの待ってたんですけど、なかなか出ないんですよね。」
「でも、雅ちゃんが相手ならどんな男でも敵わないですよね〜」
ちょっと待て。
どんな男でも敵わない、って失礼じゃねぇか。
雅と相部屋は俺だって何度言ったら分かるんだ?
あ、こいつらには言ってなかったな汗
ここでキレたら大人気ないと思ったから
「知らねぇな。」
こんなことがあって気分が悪いのです。
あー。早く帰りてぇ。
でも帰っても雅は寝てるだろうな。
さっき眠そうな顔してたし。
明日は雅と文化祭、一緒に回れるから我慢するか。
蓮side END