数分後。 コンコン。 「失礼します。 デザートをお持ちしました。」 「あ〜隼人、ありがとう。」 「いいえ。お嬢様のためなら何でもいたします。」 そう言ってあたしの髪の毛を撫でる。 「いいなぁ〜雅は。 そんな素敵な彼氏さんがいて。」 「うん。そうだね。」 "本当の"彼氏だったらね。 「では、また何かありましたらご連絡ください。」