「本気で置いてくぞ。」

「あと1分ー!!」



しょうがないから違うのにしよう。

いつも使ってるグロスはショッキングピンクのグロスで。


他に似てる色はないから、きょう使ったのは普段のより少し薄い色の。






「お待たせー!!」

「…?」

「何?」

「雅、いつもと顔の雰囲気が違くね??」

す、鋭い…!!

「あー。グロス変えたから?
いつも使ってるやつなくしちゃってさー。」


「ふぅん。ならいいんだけど。行くぞ。」