そんなに俺が嫌いか?って毎回凹むし、

もう抱きしめるのはやめようって思うけど、嫌われてもいいから雅を抱きしめたいって思ってしまう。









































好きだよ。

何度目だろうか。

本人に聞こえるはずがないのに、
好きだよ。なんてつぶやいたのは。



防音設備の整った地下室でぽつりとつぶやいた一言が虚しく部屋にこだますることなく消えた。


蓮side END