「絶対いきますね」 「うん、よかったら旦那とどうぞ」 「はい」 きっと、行けないと思うけど。 わたしは頷いた。 「それじゃ」 わたしたちは結婚式の約束をして別れた。 スーパーで買い物を済ませて急ぎ足で家に帰る。 ドアを開けて中に入ると、リビングには寝転がった颯佑がいた。 まだ、体がだるいのかもしれない。 わたしは静かに冷蔵庫に物を入れていく。