現実なんて・・・

大会が終わったあと君の何気ない言葉が
優里を慰めてくれたんだ・・・


『優里はがんばったよ?俺は1年の新人戦なんてでれなかったんだから出れたことに感謝しろよ?』

『でもまけちゃったんだよ?あんだけ頑張ったのにどうして?』

『それはいいんだ。初めてだったろ?』

『うん。』

『だから経験っていうのができたんだからいいじゃん。』

『そうだね。次の大会は絶対に勝つからね。』


君があの時励ましてくれて本当にありがとう

この時心の中で決めていた、

この人のこと好きになってもいいのかなって・・・