「ちょっとあんたっ!

ミカド先輩を独占したうえに

その口の聞き方…何様のつもりっ!?」




「そんなに先輩が好きなら…

こんな卑怯な真似なんかしないで

正々堂々と正面からきなさいよっ!」





「……………っ!」





私の言葉を聞いた途端

その場にいる私以外の人たちは

一斉に黙ってしまった