「あのねレイ、私が行った学校は

動物がたっくさんいるの。

だからそんな匂いがするんじゃないかな?」




「じゃあ、ちょっとふわっとする

…この匂いは?」




「それは…」






私が返答に困っていると







ギュッ―





「レッ…レイ…?」







少し力を込めてレイは私を抱きしめた