きっかけは友達との

何気ない会話から始まった






「ねぇナギ~、もう一匹猫飼う気ない~?」




「えっ、いきなりどうしたの?」




「実はさ~親戚の家の猫が

たくさんいすぎて、世話しきれないからって

引き取り手探してるんだよね~…」




「そっ、そうなんだ…」




私はその場を

そーっと去ろうとした



だけどそれは実にむなしく

すぐに友達につかまってしまい…




「お願いナギッ!

一匹だけ!ねっ!?」




「………………」