「ナギが恥ずかしくないように

俺が隠してあげる」




「えっ、ちょっ…」






バサッ





私の頭にレイは

自分のブレザーを被せた





「こうすれば見えない」





「なんか逆に目立ってる気が…」





「目、閉じて」





「ん」






私はゆっくりと目を閉じる


しばらくしてから

私の唇にレイの唇が落ちてきた―