「私のせいだ…。」
「えっ?」
「私…いけないことしちゃった。」
口を抑えながら女の子は泣き出した。
「どうしたの?ゆっくりでもいいから話して。」
「あ、あの…ですね。私…桜と菜々先輩が揉めてるところを動画に撮ったんです。」
「揉めてるって翔太の事で?」
「…はい。」
「桜に命令されたの?」
「はい。桜は翔太先輩を手に入れる為に翔太先輩には消音で動画を見せたみたいです。」
「だからか…。」
念のためその動画を見た。
予想通りだった。
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