「怖かった…。翔太助けて。」


桜は抱きつくと泣き出した。


「俺が守ってやる。だから安心しろ。」

「ありがとう。大好きだよ。翔太。」


それから家に帰り菜々とバッチリ目が合った。


「おかえり!!翔太。」


笑顔の菜々が今は憎い。


頼る人がいない桜をいじめるなんて。


「ちょと話しがある。いい?」


「うん!いいよ。」


そして、菜々を自分の部屋に入れた。