「わ、わ、私もね!恋だってするよ!!凉ちゃんみたいにモテるワケじゃないけどさ、恋に鈍感はないんじゃない?まじで凉ちゃん嫌い。」


私はクラスのみんなに見られていることも忘れていた。


「大声出したらいけないだろ!!長瀬は今日居残り掃除だ!!」

先生は私に居残り掃除の罰を与えた。


隣から小声で、


「顔が赤いよ。」


チラッと横を見たら凉ちゃんがクスクス笑っていた。


「あぁ、もう最悪。」


朝のHRが終わると亜美に言いたい放題に凉ちゃんの悪口を言った。