スズメたちの歌を聴いて僕は目が覚めた。 昨日早めに寝たから目覚めがいい。 朝はごはんを食べないので僕は学校の準備をしてすぐに家を出た。 学校に行く途中、後ろから肩をポンポンと叩かれた。 「凪、おはよう」 後ろにはきーちゃんが立っていた。 「あっ、きーちゃんおはよー」 「1人で登校しているのですね、もしよかったら一緒に」 「うん、行こっか」 きーちゃんはニコッと微笑み、軽く頷いた。