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『あぁーーー。疲れた……。』


今は、帰りのバス。

生徒のほとんどが眠りにつき、
隣の席でも大和君と颯太君は寝ているので、私は楓と気兼ねなくしゃべることができて、とても嬉しい。


「…にしても、2日目は面白かったわ。主に、結菜と颯太君が。」

なにを思い出したのか、笑い始める楓。


私は、それを呆れ顔で見ながら、今日1日のことを思い出していた。


思い返せば思い返すほど…

『…大変な1日だったなぁ…。』