「てか、そんなんあいつらも一緒でしょ。」 そういう結菜の視線を追うと、近くでキャーキャー騒がれている颯太くんと大和。 2人は、そんなのお構いなしに話している。 すごく、ものすごくうるさそうにしながら。 ……なんでこれがモテるのか分からねーし。 てゆーか、彼女いるんですけど。 なに普通に来ちゃってんのよ、女子…! 『はぁ、そうだね。これがあんた達の日常か。』 ーー頭痛えー。