ゆっくりと、寝転がった大和を見て、私も隣に寝転ぶことにした。

綺麗な青空に真っ白な雲が浮かんでいる。


…結菜は颯太君のことが諦めれなくて。

…颯太君は、どう考えたって、竹宮のことが好きだとは思えない。


…しかも、あんなにラブラブだった2人がこんなにあっさり終わるわけないんだよね。



『……絶対何かあるよ。』


…見つけ出してやる。覚悟しとけ竹宮。


意気込んで、思わず強く握った手に、大和の手も重なった。



…きっと、大和も同じ気持ちだ。


大切な親友だもんね。


私と結菜みたいに。颯太君と大和も……