ガタッと席を立って、大和が待っている屋上の奥へ向かう。
屋上には、結構人がいたりするんだけど奥の方には誰もいない穴場スポットがあるんだ!!
『やーまと?』
「……おぅ。」
こちら、私の彼氏で颯太君の親友の大和です///
すごくかっこいいの…じゃなくて!
『どう?颯太君。』
「……あー。竹宮がべったりでゆっくり話せねぇ。家帰ってからも電話出ねえしメールも返信ないんだよな。」
そう言いながら、颯太君からメールがないという携帯をちらつかせた。
『そっか。ごめん、唯一しっかり話せれた結菜と、喧嘩して、話せない状況にしちゃって…。』
「いや、仕方ねぇよ。…でもまぁ、どうにかしねぇとなぁ。」