「結菜ちゃん、一緒になろっ!」
「あー、私も結菜ちゃんがいっ!」
「俺も俺もー!」
うわぁ、予想はしてたけど。
ここまでくるか…おどろーき。
でも、男女比は、2:2だったはず。
『あー…えっと、ごめんね?私、楓と一緒になるって言ってて……。』
「ん、だから、女子は無理っ!」
心底申し訳なさそうな顔をして断ってたのに、楓が超笑顔で乱入してきた。
楓、こーゆう行事好きだもんなぁ。
『ちょ、楓!そんなズバッと言わなくても……。みんな、ごめんね?』
「ううん、いーよいーよ!楓ちゃんと結菜ちゃんが仲良いの知ってるしさっ!楓ちゃんと、楽しんで?」
『ありがとうっ!!』
お礼と言っちゃあなんだが、キラキラ笑顔をプレゼントしておいた。