私の言葉に、教室にいたみんなは静かに頷いた。


『…私、鈴森結菜です。チャームポイントは笑顔!彼氏はいません。みんなと仲良くなりたいと思ってます。私と、友達になってください!』


そこまで一気に言ってから、みんなに笑顔を向けた。


『私は、今回休んだ時間で、いろいろ考えました。入学してから今日まで、いろんなことがあったけど、やっぱり私はクラスみんなで仲良くしてたあのときが1番楽しかった。
だから私は、今まであったゴタゴタを全部忘れることにします!それで、入学当初みたいにみんなで仲良くしたいと思います。

…ダメかな?』