離れて。というジェスチャーに気がついたのか、その男子は、ごめんごめん。と笑って外へカタツムリを返しに行った。 『し、死ぬかと…思った……。』 「ぷっ…必死な顔、最高……くくっ。」 本当、楓……ぶっ潰したい!黒笑 ーーガラガラ 「うぉーい、お前ら座れー。」 適当な担任の声がして、みんなが席につく。