とりあえず、1回部屋に戻った。


窓を開けて、下を見てみると、楓も外には出ていない。

捕まったかな。


いろいろと、想像を巡らせていると、向かいの家の窓が開いた。



「…ごめ。お母さんに見つかった。」

『同じく。しゃーないね。ここで話すか。』

「ん。でも車通るとあれだから、電話使おう?」

『おっけー。』


あー、やっぱ家がこんなだと、楽だね。