からんからーん。

「「「いらっしゃいませー!」」」


楓達と別れた、私と颯太君は、なんだか良さげなカフェに来ている。

と言っても、真っ直ぐ帰ろうとしたところ颯太君に捕まり、強制連行されただけなんだけどね。


『う、うわぁぁぁ!!なにこれ!マジ可愛いーー!!』


適当に見ていたケーキのページを見て、つい叫んでしまった。

ケーキ…むっちゃ可愛いし、すげーうまそう!!


「おもしれぇ反応。意外と可愛いとこあるんじゃん。じゃ、それ頼むか。」

『え、まってまって。どれにしよぅ〜』