「お!結菜ちゃん!楓ちゃん!こっちこっちーー!」


遠くからの声に反応して、その姿を探す


『あ、颯太君発見。』

「え、どこ。」


いや、あそこだって。
思いっきり、ぶんぶん手振ってるやつ。


「こっちだって!早くおいで!始まっちゃうから!!」

『うん!今行くーー!』


「なんであんたら、休日まで表なの。」



いやぁ、だってそりゃ、ねぇ?


『外だし。他校とかでも、聞かれたら危険だし。』