「そっか…」

寂しそうな顔をして言った彩ちゃんが


頭に残ったけど。聞かなかった。


キーンコーンカーンコン~

チャイムが鳴った。

鳴ると同時に、先生が入ってきた…

「今日から、このクラスの担任になった
 藤岡(フジオカ)だ。よろしくな」


男の先生だ。何か厳しそう…


「早速だが、学級委員を決めるぞ!」


「先生の方で決めるからな。
 出席番号が、5番と25番の岡崎と山下」


「お前らが、学級委員になってもらう。
 いいな?」


学級委員かぁ〜大変そう。

って、えっ?私?

しかも、瞬とやるの?

何で~私なの~✩


「山下、やってくれるよな?」


「あ…ハイ…」


「岡崎も、いいか?」


「分かりました…」

「よし!これで決まりだな!
 2人ともよろしくな!」

入学早々、学級委員何てついてない…


ため息しか出ないよ~✩

人見知りなのに、最悪だ。

でも、もう1人が瞬で良かったかも…

一応、幼馴染みだし…話せるし…

この先

不安だらけだよ…