確かに二人ともカッコイイ…

私がそばに居ていいのか不安になる位…


「ずるいよね~✩」
「蘭くんは、あんた何かに渡さない…」
「奪ってやる…見てなさいよ…」

怖い顔で睨んでくるからビクっとした。

でも…


「江川さんは、諦めるために彼女見してって言ったんじゃないの?」

「私は、蘭の事…江川さんが思ってるより
 100倍もス…スキなんだから…」

「フーン…言うわね。生意気なのよ!」
「彼女だからっていばんなよ。ムカツク…」

彼女…そう、これは偽りだけど…

蘭のために、助けるって決めたんだ。

「カ…彼女だもん。」