「分かった。でも、重いから少しでいい」


「うん!ありがとー。」


言った通り、瞬は少しだけ私に渡した。


瞬は、凄い量を軽々と持っているのを見て


ちょっと、凄いなぁ~と思った。


「重くないの?」


職員室に向かう途中、あまりにも多い量を軽々と持ってるから不思議と聞きたくなった。



そしたら、余裕って顔で


「こんなもん、軽すぎる位だ!」


そう言って、今度は笑って言った。


ドキ…


って、何ドキドキしてるの?
急に笑ったから、可愛く見えただけだよね



「職員室に着いたぞ!後は、俺が持って行くから貸せ!「え…いいよ!」」


「いいから貸せ!
 楓は先に教室に行ってろよ」「うん…」



私が持ってた紙を取って、職員室に入って行った。

瞬に言われた通り、教室に向かってると


「あんたなの?蘭くんの彼女は?」