帰り道…家が隣同士だから


一緒に帰っていた。


相変わらず、会話がない…


すると、瞬が口を開いた。


「そういえば、仲よくなった奴とか
 出来たか?」


いきなりの質問…

でも、これで会話が出来る。


「1人なら、出来たのかな?」


「あっちから、話かけてきたから…」


「そっか!良かったな!」
「お前、朝言ってたもんな。」


”友達沢山出来るかな”って


「キ…聞いてたの?」


「あんなデカイ声で言ったら聞こえるよ」


「ハズカシイ…//////」


「プハァっ!お前、顔真っ赤!」


だって、ハズカシイんだもん/////

まさか、聞かれてるとは思わなくて…


「まぁっ!そこが、いいんだけど」


「今、褒めてくれた?」


「なっ/////そう意味じゃねーよ!」

「幼馴染みとして、そんな所は昔から変わらないなって事だよ!」


「当たってるじゃん!幼馴染みの良いところって意味でしょ?」


何を勘違いしたんだろ?


「まぁ…そう意味だ…」


「幼馴染みか…」


「何か言った?「いや、何も…」」


また、落ち込んでる?
何か最近、瞬の様子が変な気がするのは
私の気のせいかな…

元気出して欲しいな~✩


私まで、変な感じになるよ…


「また、明日ね! 「おう…」」


そう言った後ろ姿の瞬は、

何か辛そうに見えた…