そんなある日、気分転換に公園に出たら、一人の男の子に会った。

「美紀?」って、そう口を開いた。

初めて、私を美紀って区別してくれた。
初めて、私に優しく話しかけてくれた。



その人が、今の私を作ってくれたの。