そのあとは、いつもの二人に戻り
「ケーキでも食べる?」と話していた。
すると、唐突に優子ちゃんが
「あ、今日さ浩多にそっくりな人見たよー。
私も思わず浩多!って行こうとしてたし
でも金髪じゃなかったし、北海道にいるからなわけないよね…」
少ししょんぼりする優子ちゃんを見て、浩多が居なくなって悲しんでるのは私だけじゃないんだって思い知った。
でも…もし浩多だったら、
ないない。浩多は今北海道に居るんだから!
私は自分にそう信じこませた。
浩多のわけないんだ、と。
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