でも、彼は変わってた。 何もかもが…。 私のことも忘れてた。 多分、記憶喪失なんだ。彼 彼は、私の近くにいる。 近くにいるけど、教えない。 自分で、思い出して欲しいから。 「美紀!」ってまた笑いかけて欲しいから。」