思う。


 非番の日以外は、一年中仕事が待っている。


 疲れない方がおかしい。


 だが、責任はあった。


 島田ともコンビを組んでいたのだし……。


 署に着き、刑事課フロアに入っていくと、


「おはよう、トノさん」


 と島田が朝の挨拶をしてくる。


「ああ、シマさん。おはよう」


「午前中は課内庶務だから、午後からは射撃場で訓練しようよ」


「うん。俺も腕鈍ってたら、まずいし」


 本音が漏れ出た。


 島田が、