そんなことをぼーっと考えていたら綾ちゃんがいきなり私の顔をのぞいてきたのでびっくりした……

ホント、整いすぎた顔をドアップで見ると心臓に悪い…

「大丈夫?何か考え事してた?っていうかさっきの奴らに何か言われたの?」

ううっ!そんなに心配してくれてありがとう!

「ううん。何にも!ただ竜門寺くんの写真撮ったらやめろっっ!って言われただけだよ~!」

そう言うと綾ちゃんは思いっきり顔をしかめた

「ゆい、あんたあんなやつの写真撮ったの?
よくもまぁ~飽きないわね。あと、写真撮るのは犯罪っ!!撮るなら私を撮りなさいっ!待ち受けにしても良いわよ!ゆいだけだけど。」

と、いいながらポーズをとる綾ちゃん。
思わず笑ってしまった

ホント、面白くて優しい綾ちゃんが大好きだ。

でも、別に竜門寺くんの顔とかが好きなわけでわないんだよね~

一回だけ話したあの日に私は竜門寺くんを好きになったんだと思うんだ

まぁ~これが恋かは分かんないけどねっ!