〝Believe〟




――――信じる。




これが1番いいってことになったんだ。




デザインから、ブレスレットに付ける小さなキーホルダーまで。




全部1からやった。




キーホルダー探しの時は、女が好きそうな店に入ったんだけど、

俺ら、相当浮いてたぜ。




達哉「悪いな、おくれた」




『仕方ない、許す!後は黒薔薇だけだよ~?』




プレゼント…だよな?




俺らは目を合わせて…




黒薔薇「誕生日おめでとう!」




そう言って、俺が代表してプレゼント袋を差し出した。




ありさは、嬉しそうに開けていい!?って聞いてきた。