樹「翔に電話するのが1番早いよ。」
樹の言う通りだな。
スピーカーにして、聞くか。
達哉「あー、翔か?悪ぃな」
翔《……貰い物ならなんでも喜ぶぞ。》
…あちゃー、分かっちゃってるな。
達哉「もう少し詳しく教えてくれよ?な?」
翔《んー、高価なものはアイツの家庭が高級ブランドの社長とデザイナーなんだ。
だから、どんなにいい物でも、嬉しくないと思うぜ?
それよりも、手作りとかで気持ち伝えた方がいい。》
なるほどな。
達哉「お前らはどうすんの?」
翔《今、下っ端たちと手紙書いてる。
これが毎年恒例なんだよ。
だから、アイツの部屋には相当手紙溜まってるだろうな
最近はファンクラブもできたから尚更な》
達哉「サンキュー」
さて、手作りにするのは決まった。
問題は何を作るかだ。