《 桜凛様！何か買って来ましょうか！ 》




『あぁ、大丈夫だよ。』




《 キャーーーッ！！》




…ウソだろ？




『ひかる、この有様なんだけど…。
なんかファンクラブに入っちゃったんだけど？
しかも、そっちの学校の会長ってなってるんだけど？』




「え、会長って……、ファンクラブ!?
そんなのあるの!!!?
ていうか、ほんとにゴメン！」




『はぁ…もういいけど……。
ほかの子たちには話合わせておいたし、
何かあったら連絡してよ。』




…なんとお礼を言おうか。




勝手に彼女にされた上、話まで合わせてくれたのか…。