「なぁ。奏斗。
ここはやっぱり告白だろ♪」


...こいつ。
悪魔だな。



「できっかよ。」


俺は、弱い人間だから。
傷つくのがきっと...まだ怖いんだ。





「なぁ、奏斗。
俺言ったよな?守ってやんよって。

何ビビってんだよ。ぶつかりゃいいだろ?
自分の気持ちとぶつかりゃいいんだ...」



自分の気持ちとぶつかる...

俺...


「やってやろーじゃん。」


俺は決意した。

今日の放課後...気持ちを長谷川にぶつけてやる。ってな。