結乃サイド

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ある日の放課後。

奏斗とあさひに誰もいなくなった教室で
話があると残された、優心くんと私。



そこで聞いた話は耳を塞ぎたくなるような話だった。


胸に...心に...
矢が放たれたように。

そして、その矢がグサッと刺さったように痛い。