その瞬間、・・ふと、おばあちゃんの事が私の脳裏をかすめる。



「分かった!あの夢、


おばあちゃんのことかも!!


日本史の予習したせいかと思ったけど、


あれ、きっとおばあちゃんの事かも!


家のおばあちゃんね、


戦争でおじいちゃんを亡くしてるんだけど‥


遺骨が戻ってないから、ずっと待ってて‥


だから、きっとおばあちゃんの魂が私に乗り移って‥


私があの夢見たのかも!!」


思いつくまま、陸に話す。それを聞いて陸が問う。



「‥おばあちゃん亡くなったんだ‥?」