「ハハハッ。」


彼に笑顔が戻った。
ほっとする笑顔。


「‥ま、よく言われるけど。こんな顔してるからね。

俺、おばあちゃんがロシア人なんだ‥で母親がハーフで‥

父親はバリバリ日本人だから名字は海山。」



彼の説明に納得。

ロシアのクォーターなんだ!やっぱり‥日本人離れした美貌だもん!!!




「いいな~!私もクォーターに生まれたかったな~

そしたら陸くんみたいに美しく生まれたかも知れないのに~!!」



て私うっかり喋り過ぎ!?しかもいつの間にかタメ口。


そんな私に陸くんの一言。


「璃子ちゃんは今のままで十分かわいいよ。」


キュン死に寸前の私‥。