彼の素顔を垣間見れた気がして満足した私は、

おサボり事件の事も忘れ、家路に着く。



帰宅すると、団塊世代の厳格な父におサボりへのお叱りを受け、

再び、元のまじめな女子高生へと戻ることになる。



ただ一つ、電車時間だけは、元へ戻さずに。