電車のドアが開くと同時に、降りる人も待たずに今時懐かしいヤンキーたちが一斉に乗り込む。

田舎の為、未だにヤンキーなるものが、当然のように存在しているのだ。



ちょっ!押さないでよ!!痛っっ!!無理!!!これ以上乗れないってば・・




きゃ~~っ!!!




後ろのヤンキーどもの圧力に一瞬、バランス感覚を失った私はよろめき・・




目の前にいた茶髪と思しき男子高生に思わず抱きついていた・・