初めて祖母に戦争の話を聞き、


戦争というものを教科書上の出来事ではなく、


初めて、私たちと同じく普通に生きていた人たちの身に


実際に起きた残酷な事実であると捉えることが出来た。


戦争によって命を奪われた多くの人・・


お国の為に死んでいった多くの兵士・・


過酷な捕虜生活を強いられ死さえ伝えられないまま亡くなって行った抑留者・・


引き裂かれた恋人たち・・


戦争に運命を翻弄された多くの人々を思うと、胸が痛んだ。


そんな人たちの尊い死の上に、私たちは生きていると思った。


今この当たり前のようにある平和は、当たり前ではないのだと。